ダメ太郎スマイル、深海日記

クワインを読むんだ

2017-01-01から1年間の記事一覧

ナンバー・ワン!

マックバレンのバージニアNo. 1を買ってみたので、さっそく詰めて吸っていた。とりあえず、アシュトンに詰めこんで火をつけてみる。レディラブドとシールが張ってあるとおり、すでにある程度ほぐれているものの、粗さ的には、ブルーノートとかマラードよりも…

40秒で支度しな

今年度に入ってからたいぶたち、すでに秋学期がはじまってしまった。生活のスケジュールもかなりかわり、それにともない生活の質もかわってきた。去年はパイプに火をいれるのがめんどくさいなと思いもしなかったはずだ。 パイプを吸うための用意にはすこし時…

読みやすい哲学書の古典ってどれよ

某記事がアリストテレスの「論理学」(なるもの)とか、カントの「純粋理性批判」とかをオススメの古典としてあげていたけど、殺人衝動でもあるのか知らないけど、投げつけられたら死ぬような鈍器であるし、その記事でデカルトの「方法序説」を大著として逆…

乾いて、枯れるか。もうだめだ

学期中は、正直パイプをあまり吸わなかった。さいしょは何ボウルも吸ってたのに、大きめのパイプでひとボウル、そのうち、それを二日三日かけるようになった。さらに悪化して、置いてあるパイプが何日目かわからなくなる。それが5月の下旬くらい。それから…

雑記(ふたつのドグマ関連)

調べものをしていて、ふたつのドグマにあるさまざまなモチーフのもとネタを見つけられそうになっている。そのなかのひとつに、むろんフレーゲとかもあるんだけど、デューイ系列のひとから影響受けてるっぽいのもあった(ただし、2nd edでは注ごと削除されて…

哲学史について

哲学史を勉強する意義は、ある意味合いで、判例をまなぶことである言える。しかし、哲学科や哲学専攻に所属してなければ、あるいは、大学に所属してないのであれば、ある程度哲学専攻の人間と共通理解をつくれるほどの理解を獲得しにくいだろうから、いくら…

分析と線引き

分析哲学の特徴について考えていた。ぼくは、基本的に、分析哲学一般が持つ特徴を措定すること自体に懐疑的だし、そうした企みが成功すると思っていないので、精確には、多くのいわゆる分析哲学者の著述にある傾向と言うべきかもしれない。 ひとつめに、ある…

エピステモロジカル・リザレクション

あわれな哲学者たち――いまや論文を吐き出す肉塊――は、どのように存在論的に殺害されのだろうか。わたしたちは、1948年と1951年に公表された真理を考慮する必要がある。これらの真理を掲げる哲学者たちは、荒野の自然主義者どもと呼ばれている。こうした考え…

オントロジカル・ジェノサイド

この世は一変した。それというのも、かれらーー机上の殺人者どもーーが特定の哲学者たちを存在論的に殺害したからだ。その哲学者たちが書いてきた論文は、ある物体が運動、たとえば文字を書いたり、キーをタイプしたりした結果生じた、ただの紙束になったの…

無題

G. Kempが編集でだしてた某本にクワインの未公刊論文がはいってたらしいし、たぶん、そろそろクワインにかんする文献的な研究もかなりすすむんだろうなぁ(知らないだけで、かなりすすんでるかも)。そういう海外の情報をどうあつめたらいいのかよくわからな…

文献案内:クワイン(単著編)

文献案内として、クワインについての単著からあげていこう。まず、挙げなければならないのは、Ch. フックウェイの『クワイン』だ。この著作は、かならずといっていいほど参考にされる名著であるけど、クワインの没前に書かれている。おなじく、G. D. Romanos…

一切のことが流れていく

なんかよくわからないけれど、テキトーにタバコを買った。新宿と自由ヶ丘。二日の帰省の合間に。 新宿で買ったロバート・マッコーネルのザ・オリジナルスコティッシュフレイクは、バージニアベースで、ペリクとかケンタッキーがはいってるらしい。あまり、バ…

攻撃プランは? パースだ!

きのうも読書会で徳をつんだ。なにをしても徳をつむので、これを書きながらも徳をつんでいる。いままでどれほどの徳をつんだかわからない。つんできたものからして、そろそろ認識的に完全になってほしい。 さて、C. Misakの‘Pragmatism and Deflationism’も…

超越論大学観念論学部カント学科の悲哀

まえのエントリでもすこし書いたけど、いわゆる超越論大学観念論学部に所属してるので、「ラインホルト先生」と「頭はカント、おしりはショーペンハウアー、わたしはだあれ先生」にひたすらカントのはなしをされている。毎回、カント解釈がゴミと言われてる…

あのゲームの名前なんだっけ…

ここ一ヶ月ほど、受ける授業授業で、カントを英語やらドイツ語で読んでいる(関心に一ミリもすらないあたりつらい)。基本的な事実とみなしてるものが違いすぎるので、モチベーションをまったく共有できなければ、ぼくの興味をそそるような話題に突っ込んで…

また徳を積んでしまった

きょうは、WiERED QUiNEという読書会だった。 都合とか、嘘みたいな機材トラブルなどもありメンバーに欠けが出てしまったので、クワインの翻訳検討を飛ばし、抱き合わせでいますこしずつ読んでるミサックの論文を読んだ。 さきほど書いた機材トラブルはぼく…

歩く、歩く、区切りなく歩く

遷都。平安京、平城京のあとの都だったような、すずっと。東と西に別れて戦争。燃える。燃えたところで、変わらない。替わらない。将軍とやらが別荘を持つ。東西戦のまえにも監視役の居場所があった。きっとおなじ。いつまでも変わらないはずだったけども、…

ならないほうがいいし、なれなさそう

大学院に入学できたのはいいけれど、問題が山積している。保険のためにも、教員免許をとらなきゃいけない。そこで、いろいろな手続きをしなければならないんだけど、ここに落とし穴があった。ぼくは書類が読めない。いろいろな大きさの文字、一部だけ濃くな…

振り向いてくれなくても、それでいいのだ

サラ・エルタンH2という美しいハーフベントを手にいれた。ほんとは、ラフトップのやつがよかったものの、残念ながら、持ち帰れなかった。けれども、柘のラフトップを持っているし、このサラエルタンが美しいので、不満はない。 しかし、不満があるとすれば、…

【告知】WiERED QUiNEにかんして

さて、告知だ。クワインを読む勉強会をしている。そこまで大変じゃないし、たのしいので、さぁ、クワインを読むんだ。ぼくと一緒にクワインを読むんだ。愉しくて、愉しくて、たまらないぞ。 いまやっているのは、From a logical point of viewに所収されてい…

クワインをよむだけではたりない。守護霊をよんでくれ

クワインの表記にはぶれがあって、W. V. QuineとW. V. O. Quineがある。このことには、事情があっぽい。かれの自伝 The Time of My Lifeをめくってみれば、p. 2に、Van Ormanが母親(Harriet Ellis Van Orman)の旧姓だと書かれているし、本人は一貫してW. V…

大きけりゃいいってもんじゃないのよ

イルステッズオウンゴールデンフレイクを吸う。アシュトンのいつものパイプで。オーリックのゴールデンスライスドなんかに比べると甘さ控えめで、舌が痛くなったりしない。なんのかんので、甘さは柔らかく、独特の香りはすばらしい。以前、このタイプの香り…

曇る輝き

柘のかがやきを、クリスウィル・カウント623で吸った。かがやきは、リボンカットのバージニアで、かなり甘いはずである。けれども、きのうは、その甘さに陰りがあった。 わりと疲れていたから、めんどくさくて、クリスウィルにテキトーに詰めたし、あまりほ…

VaPer

某大王からもらった、VaPerをいくらか吸った。 ラットレーのオールドゴーリーと、 アシュトンのオールドロンドンなんだけど、 ストレートバージニア、たとえば、オーリックのゴールデンスライスドを吸ってるときにかんじる、 あのたき火臭(やきいも臭かもし…

院浪について

ぼくは、この一年院浪した。 つらかったかというと、そうでもない。 たぶん、いわゆる浪人のほうがよっぽどつらい。 けれども、ぼくのかんじた院浪に特有の悪いところがあるので、 それをまとめようとおもう。列挙すると、つぎの項目が主なデメリット。1. 授…