ダメ太郎スマイル、深海日記

クワインを読むんだ

就活について

しょうじき、修士の二年間、とくに、後半の一年間についてさきに書くべきなんだろうけど、ちょっとまだつらいのであとまわしにして、修了してからはじめた就活について書いてしまうことにする。

就活の条件として、
・博士課程後期に進学するときに時間などの融通がきく(残業なども含めて)
・転勤がない
のふたつを軸にして、会社を探した。

使ったのは、おもにマイナビリクナビ、Re就活で、たまにIndeedとかでも調べた。

さいしょは、大学、専門学校の職員は、さすがに高等学位取得に前向きだろうとおもって応募したものの全滅した。おもに、事業規模に比して知名度が高くわりと狭き門だったのと、僕自身のポンコツぶりも災いしたっぽい。(面接で博士課程に進学したいっていうのはリスキーらしい。退職候補にみえると言われた。アカポスにつきたい訳じゃないって言ったのに! というか、自分達で排出しているタイプの人物にたいして、高等学位をもっていることは有利になりませんって説明会で言うのいいのか? 多くの教員よりも長く大学運営にかかわるわけだし、任意の高等学位、とりわけ、教育にかかわっている分野の人間は研究職以外にもいたほうがいいとおもうのだけど)

そのあとは、マイナビリクナビ使っていた。既卒なのでわりとしんどかったがそ、れよりもなにもよりも、博士課程後期は無理ですって面と向かって言われることが多かったのが一番しんどい。ここらへんで、各種書類のうまい書き方がわかってきた。とはいえ、面接のうまいやりかたはわかんない。

働きながら進学したいなら、IT系と営業はとくに避けたほうがいい。すくなくとも、ぼくがみた企業は、面と向かってだめですって言われるか、ほかに取らなきゃいけない資格あれこれとか社外研修が多かった。ほかには、条件的によさげなのは不動産管理会社で、賃貸仲介とは異なっているので、時間や勤務日に融通のきく会社があり、自社不動産の管理もしていてある程度安定している(ただ、いまの御時世にそんな差別発言許されんのかみたいなとこもあった)。

後半のRe就活も使いはじめたあたりからは、内定も出たけど、スカウト通知の来る求人は、派遣会社も多く、正社員なんだけど基本的に派遣先の会社に労働条件が左右されると面接になってからわかるみたいな地雷も多いので注意が必要だった。

最終的には、自分の要望にあう企業を見つけられたのでよかった。気付きは、あんまり研究のはなししてもハネないのと、修了してからだと転職サイトでも求人に応募できる場合が多いこと。ぼくの場合は、UBIソフトフロム・ソフトウェアのゲームなはなしがめちゃハネた。

【追記】
・Linked.inにも登録してて、そちらはめちゃテキトーなんだけども、シンガポールとかで頑張ってから日本支部にもどるみたいな求人もちょいちょい来ていたので、語学できますとか、高等学位いちおーもってるとか、思い付くものを書いて、ビデオチャットで面接だの相談だのしてみてもいいのかもしれない
・さいしゅう的に決めた企業は博士課程後期の学費を負担してくれるそうなので、(まだ全額かどうかはわからないけど)世の中捨てたもんじゃないなー、と。あんまり、リクナビ等のサイト自体はマッチングに役に立たなくて、説明会で質問したり、電話をかけてみてやっと見つけたので、足を運ぶのは必要だった
・後日、内定先の会社のかたと会う機会があり参加したが、これでもかというほど自分のしたいことに好意的だったので、しょうじき面食らったし、こういうタイプの企業を見つけたら口コミで広めたいと思えた