ダメ太郎スマイル、深海日記

クワインを読むんだ

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

分析と線引き

分析哲学の特徴について考えていた。ぼくは、基本的に、分析哲学一般が持つ特徴を措定すること自体に懐疑的だし、そうした企みが成功すると思っていないので、精確には、多くのいわゆる分析哲学者の著述にある傾向と言うべきかもしれない。 ひとつめに、ある…

エピステモロジカル・リザレクション

あわれな哲学者たち――いまや論文を吐き出す肉塊――は、どのように存在論的に殺害されのだろうか。わたしたちは、1948年と1951年に公表された真理を考慮する必要がある。これらの真理を掲げる哲学者たちは、荒野の自然主義者どもと呼ばれている。こうした考え…

オントロジカル・ジェノサイド

この世は一変した。それというのも、かれらーー机上の殺人者どもーーが特定の哲学者たちを存在論的に殺害したからだ。その哲学者たちが書いてきた論文は、ある物体が運動、たとえば文字を書いたり、キーをタイプしたりした結果生じた、ただの紙束になったの…

無題

G. Kempが編集でだしてた某本にクワインの未公刊論文がはいってたらしいし、たぶん、そろそろクワインにかんする文献的な研究もかなりすすむんだろうなぁ(知らないだけで、かなりすすんでるかも)。そういう海外の情報をどうあつめたらいいのかよくわからな…

文献案内:クワイン(単著編)

文献案内として、クワインについての単著からあげていこう。まず、挙げなければならないのは、Ch. フックウェイの『クワイン』だ。この著作は、かならずといっていいほど参考にされる名著であるけど、クワインの没前に書かれている。おなじく、G. D. Romanos…

一切のことが流れていく

なんかよくわからないけれど、テキトーにタバコを買った。新宿と自由ヶ丘。二日の帰省の合間に。 新宿で買ったロバート・マッコーネルのザ・オリジナルスコティッシュフレイクは、バージニアベースで、ペリクとかケンタッキーがはいってるらしい。あまり、バ…