ダメ太郎スマイル、深海日記

クワインを読むんだ

そこにいてここにもいない

さいきん、高校の教科書で数学とか物理の復習をはじめた。なんとかやりはじめると、なんでこんなことが高校生のときにできてなかったのかよくわからないくらいにわかりやすく、やっとけばよかったと思わされた。もちろん、ぼくのおつむが親から放送禁止用語で形容されるレベルだったり、興味がもてないとそれを大きく上回るイベントが起きないかぎり手をつけられない性格も影響してるにしても、学校に通いながら学校の意義を理解できなかったことが大きいだろう。
これには、中学受験を通じて小学校をすり抜けるようにして過ごしたことに原因があると言える(ような気がする)。小学校の授業は聞きもしなかったというか、そもそも勉強と受け取れない内容が通過していたので、話しているか本を読むかしていた(らしい)。ようは、勉強を学校でするものだと認識できていなかった。家に帰ってから塾で教えてもらい、そこから勉強がはじまる。残念ながら、中学に入ってからも変わらなかった。変わったのは、塾のかわりに部活にふたつ入ったことだけ(買ってもらえなかった漫画とゲームを手にいれる資金の調達が可能になったのは秘密)。公立よりかは勉強させられる環境だったらしいが、しょうじき、高校2年生までは勉強のまねごとしかできなかったし、それ以降は興味のあることしかしなかった。大学に入ってからも、そうだったので、トータルで学校で勉強できてなかったんだなぁと反省している。学校に毎日いながら、学校にちゃんと通えていなかった。よく考えたら、ギリギリの日数まで休んでたし、毎日いたのは嘘だ。ばじんが